季刊誌vol.1 生産者を訪ねて<常滑牛乳編>

ココテラスの製造担当 森田が作り手の生産者に、直接取材!!
生産者のリアルな声をお届けします。

 
 

ココテラスの「プリン」は主に卵・牛乳・砂糖というとてもシンプルな材料で出来ています。

その為、それぞれの素材にこだわっています。

 

今回はそのうちのひとつである「牛乳」について深く学ぶために、

ココテラスで使用している「常滑牛乳」さんと「水谷牧場」さんに見学に行ってきました。

毎日飲む牛乳。皆さんは牛乳が常に同じ味なのはなぜだと思いますか?実は一頭一頭から出る牛乳の味は同じではなく、エサや水を飲む量によっても変わってくるのです。そこで一定の味にするために他の牧場で搾られた牛乳と混ぜ合わせて乳脂肪分の値を常に同程度にしています。そういった作業によって、牛乳の味は年中変わらないのです。

私たちは次に実際に牛を飼っている水谷牧場を訪ねました。搾乳は機械で搾るといっても牛の乳の張り具合のチェック、試し搾り、消毒等手作業の仕事も多くこれを朝夕2回、頭分となると大変な作業です。また、牛の個々の体調・体質で色の違うリストバンドが足についており、マッサージをしたり、薬を塗ったりしている事にも驚きました。

牧場の方に日頃疑問に思っている事を聞いてみました。

ココテラス:牛乳は搾る時間によって味は変わりますか?

生産者:朝搾る牛乳の方が乳量が多い為濃いです。

 

ココテラス:1頭1日どれくらいの牛乳が絞れますか?

生産者:少なくて20kg、多くて40kgです。

 

ココテラス:乳牛は子牛を産んでからどれくらいの期間、牛乳が出てきますか?

生産者:300日くらいです。

   

今回、常滑牛乳さんと水谷牧場さんを訪ねて、子供の頃から身近にある牛乳について詳しくお聞きし、現場の大変さも知る事ができました。お菓子のおいしさは良い素材なしでは成り立ちません。生産者さんの顔を思い浮かべながら今まで以上に素材を大切にし、皆様に愛されるより良い商品を作っていきたいとい思いが強くなりました。

ココテラス製造スタッフ・森田

投稿者:cocoterrace_admin